浜松市と連携し「第3回ドローンサミット」に出展いたしました~河川上空のドローン航路整備状況について展示~
空間情報管理システム及び航空管制システムの開発等を行う株式会社トラジェクトリ―(本社:東京都港区、代表取締役:小関 賢次、以下「トラジェクトリー」)は、2024年10月1日から10月2日に北海道札幌コンベンションセンターで開催された「第3回ドローンサミット」に、浜松市ブースとして出展いたしました。
浜松市ブースでは、「点から線・面 」「実証から実装 」へをテーマに、ドローンや空飛ぶクルマ等に関連する地域企業の事業PRを行いました。トラジェクトリーは、経済産業省 デジタルライフライン全国総合整備計画の一環として、2024年度中に整備・実装が予定されている河川上空を利用したドローン航路の整備状況について発表しました。
【第3回ドローンサミット 概要】
▼目的
本サミットは、次世代航空モビリティの活用やドローン技術の社会実装を促進するため、官公庁、 企業、教育機関、自治体が一堂に会し、展示やシンポジウムを通じて意見交換を行う場となっています。参加者は、ドローンを活用した新たなビジネスモデルや規制整備について議論し、技術革新による社会的な課題解決を目指しています。
▼開催日時・場所
2024年10月1日〜2日、北海道札幌コンベンションセンター
▼主催者
経済産業省、国土交通省、北海道による共同主催
【出展背景及び内容】
浜松市は、2020年に「浜松市モビリティサービス推進コンソーシアム」を設立し、輸送用機器産業を活かして地域の移動手段やサービス連携を推進しています。特にドローンを活用した新産業に注力し、持続可能な都市づくりを目指しています。民間企業との連携により、天竜川水系でのドローン航路構築が進められており、国の「デジタルライフライン研究開発事業」にも採択されています。
トラジェクトリーは“誰もが空の恩恵を享受できる世界を実現する”ことをミッションに、多くの企業や個人が、空を安全にかつ簡単に利用できる、空のインフラ整備に取り組んでいます。経済産業省の「デジタルライフライン全国総合整備計画」の一環で、NEDO事業で整備されたドローン航路を活用して、まずは浜松市で河川の巡視や点検、ドローンを使った物流サービスの2024年度中の実装を目指します。
ドローン航路を整備する事で、これまでドローンの飛行時に各事業者で負担していた地域の合意形成に係る調整コストを削減し、ドローンの社会実装が推進され、人口減少に伴う労働力の減少、災害激甚化、インフラ施設の老朽化といった社会課題への対応が可能となります。
トラジェクトリーでは、浜松市の地域企業であるHMKnexus (株) 、(株)フジヤマ、および浜松市と連携し、天竜川上空に物流と河川の点検を目的としたマルチパーパス利用可能なドローン航路を整備しています。ドローンサミットでは、浜松市のブースにて、ドローン航路整備の現状や、全国展開へ向けた展望について、説明を行いました。